20220628      新事業年度(令和4年度)開始にあたってのご挨拶・ご報告

20220627

会長 櫻田喜貢穗

(はじめに)

コロナ・パンデミックはワクチン接種が進んだこともあって、ようやく勢いは衰えつつありますが、プーチンのロシアによるウクライナ侵攻は4ヶ月を超えており、その残虐非道な実態に多くの人が心を痛め、「惨事ストレス」を起こしている方も少なくありません。

いま、私たちの生きているこの世界は、環境面(気候温暖化)でも、経済面(格差の拡大)でも、安全保障・政治面(民主主義と専制主義の対立)でも、極めて困難な問題を抱えているのに、その解決の見通しすら立たない、とんでもなく不透明で不安定な時代に入っているように思います。皆さま方におかれましては、どのような思いで、どのようにお過ごしでしょうか?

さて、東京青木会もそうした世界の片隅に存在しているわけですが、高齢者中心の親睦団体ですから、ひたすらコロナウイルスを警戒し、プーチンによってもたらされたストレスに耐えているだけで、ついに令和3年度は一堂に会する機会すら持てないまま、この5月31日をもって終了しました。6月1日から新事業年度(令和4年度)に入りましたので、会長からその旨のお知らせを兼ねて一言ご挨拶を申し上げるとともに、前年度の活動・新年度の事業予定についてご報告することにいたします。

(執行部体制)

まず、現執行部についてですが、コロナ・パンデミックの最中の令和2年6月に発足しましたので、役員全員本年5月31日をもって2年の任期を終えました。会則第9条によれば、役員全員改選の時期が来ております。しかしながら、相変わらず役員選考協議が不可能な状況にありますので、とりあえずは本年度の末(令和5年5月31日)に開催される総会までは留任とさせていただきます。どうか引き続きよろしくお願い申し上げます。

なお、執行部に加わっていただける方がいらっしゃいましたら自薦他薦を問いませんのでご一報ください。特にITに強い方にご参加いただけると助かります。よろしくお願いします。 

(令和3年度活動報告)

令和3年度の活動ですが、昨年10月26日に三役会を開き、「特別イベント【アンケート】あなたの好きな青木村の風景はどれですか?」を企画し、「青木100の会」のご協力を得て、12月に【アンケート】を実施しました。そして、当選者10名に、「青木100の会」制作の「青木村景観カレンダー・令和4年(2022)」を贈呈しました。

今年の3月4日には会長副会長のほか若手理事を加え、拡大三役会を開催、そこで「総会・集う会」の開催及び開催できない場合の代替策などを検討するため、アンケート調査の実施を決め、これを5月下旬に実施しました。

この1年間、コロナ前に行われていた、「故郷の歴史同好会」、「美術と美食同好会」、「故郷を巡る旅」のすべてが中止となりました。

それゆえ、当会の活動は、令和3年度も前年度と同様に、ホームページによる発信、会員交流の窓口などを通じた会員相互の交流、ホームページを通じた青木村との交流に限定されました。

(ホームページについて)

逼塞を余儀なくされる状況にあって、ホームページの存在は極めて重要なものでありました。ホームページによって、会員相互の、及び青木村との交流がある程度図られたことは、東京青木会が生き延びている証と言えるでしょう。

この点において、宮原副会長(IT広報委員長)の尽力と青木村在住の岩渕登喜夫さん(夫神・38年卒)のご協力に感謝の意を表します。

宮原副会長には、ホームページの管理・運営を担当していただき、多大なご負担をお掛けしています。更新のお知らせの他、諸々の情報の発信、さらには会員相互の交流の場(ブログ)を管理していただいています。

岩渕さんからの故郷の便り、それに添えられた青木村の四季折々の写真は、当会のホームページの看板メニューになっています。岩渕さんは、これ以外にも、青木村の情報や村長発信の情報などを当会に伝達する、橋渡し役を務めてくれていることを皆さまにお伝えしておきます。

(本年度の事業について)

6月に開催されてきた「総会・集う会」を3年連続で開会できないことも想定される状況のもと、「総会・集う会」の開催や開催できない場合の代替策などについて理事会で協議するため、皆さま方からご意見を伺うことにし、アンケート調査を実施いたしました。

アンケート結果は後記のとおりですが、この結果をも踏まえ、理事会に代わる拡大三役会において活発な協議が行われ、本年度の事業について次のとおり決定しました。

1 「総会・集う会」の今年中の開催は、現時点では決定できないが、可能性を追

求する。状況を見極めなければならないが、可能であれば10月か11月の開催

を目指す。

開催する場合も、コロナが終息していることは考えられないので、例年のような規模にこだわらない。参加希望者の数に応じ、会場も柔軟に考えることにする。

2 同好会の開催は、世話人がそれぞれのメンバーの意見を聞いて決めることにする。故郷の歴史同好会は、7月16日にトライアル開催する。参加希望者は世話人までご連絡ください。

3 「故郷を巡る旅」は青木村のご協力が必須であることから、本年度は中止せざるを得ない。

4 6月に「総会・集う会」を開催できない代わりに「コロナ対応の臨時会報」を発行し、アンケートの回答者でホームページを閲覧できない会員に配布する。会員の近況報告はホームページにも掲載する。

集うことができないのであれば、この度皆さま方から近況のご連絡をいただきましたので、これを会報・通信の形で発信し、会員相互の交流を図ることにいたしました。

(アンケート結果について)

アンケートのお願いに対し、およそ50名の会員からご回答をいただき、35名の方から近況をお寄せいただきました。ご協力ありがとうございました。(近況報告・訃報を下記に掲載しました)

アンケート結果についてですが、「総会・集う会」の年内開催に関しては、どちらともいえないとの意見が最も多く(19)、開催を希望する意見(11)の多くは秋の開催でした。また、年内開催を希望しないとの意見は15でした。こうした意見を踏まえ、拡大三役会で協議がなされ、前述の方針が決定されたわけですが、コロナ禍にあっても高齢者であるからこそ賢い対処が可能であり、決して縮こまるべきではないとの開催積極論が強く主張されたことを付記しておきます。

ホームページについても皆さまのご意見を伺いました。ホームページが交流のための有効なツールとして機能していること、岩渕さんからの故郷の便りと青木村の風景写真が会員を癒していることを確認しました。他方、パソコンやスマホを使っていないために、ホームページを開いたことのない方が多数(17名)いらっしゃいました。また、パソコンやスマホを持っていても、ホームページをくまなく閲覧する操作は難しく、面倒くさいのだということもわかりました。こうした実態認識を踏まえ、執行部としてはよりいっそうホームページの有効活用に努めてまいります。

(会計報告)

最後になりましたが、会計担当の山本修士副会長から令和3年度の会計報告がなされ、宮原清明氏・稲垣正雄氏から適正に会計処理がなされている旨の監査報告がありましたので、ご報告いたします。

令和3年度(202161日~2022531日)の会計報告・監査報告

                                                                    (単位:円)

 収入の部                                        支出の部

項目       金額    摘要      項目            金額              摘要

前期繰越金       256,741              総会費用

                    お土産代                0

総会会費

青木村

東京丸子会

東京上田会                              東京丸子会          0

寄付金(一般)                       東京上田会          0

                                  役員一時立替分  41,866 後日、確証に基づき支払い

                                  振込手数料      0

受取利息      2               次期繰越金    214,877

合計     256,743             合計      256,743

 

会計担当    山本修士

 

監査報告 :収入・支出とも適正に処理されていることを認めます(6月8日)。

                  会計監査: 宮原清明  稲垣正雄    

 

 

 

 

拡大三役会

 

6月24日、午後5時から7時まで、櫻田事務所で拡大三役会を開催しました。左から、早川理事、深見理事、山本(啓)理事、櫻田会長、山本(修)副会長(会計担当)です。                                                撮影者:宮原副会長(IT広報担当)

 

近 況 報 告【アンケートに記載されたものです】

(敬称を省略させていただきます。数字は中学卒業年度)

 

〇丸山光繁 沓掛 22年卒

総会はコロナ収束後、出来るだけ早く開催してください。

お陰様にて静かに生活しております。

 

〇小山精良 中挾 27年卒

東京青木会100周年記念誌「常盤の緑」を令和元年に発行してより早4年、長長、コロナ禍収束が前提のもと、会員との出会い、触れ合いもなく、寂しい昨今です。

小生も現在体調の心配は無いのですが、満86歳を過ぎ、特にこの頃、物忘れが多く、認知症が始まった様子です。

大変ご苦労様ですが、よろしくお願い申し上げます。

新たな東京青木会のご発展をお祈り致します。

 

〇清澤通像 下奈良本 29年卒

何とか生きています。

 

〇金子千鶴子 旧姓加藤 沓掛 29年卒

   会長さん、ご苦労様です。

   私は、昨年2月主人が亡くなり、悲しくさみしい日々を送っていました。やっと、少し前向きに・・・と自分に言い聞かせて身のまわりの片づけなど出来るようになりました。

   青木会の集いで会うのが何より楽しみだった同級生の友、母袋松代、坪内よし江。このお二人が亡くなり、がっかりしております。

   高齢になると別れが多く、悲しみに堪えることが多く切ないです。限りある人生、一日一日を大切に過ごしたいと思っております。

 

 

〇増田信隆 入奈良本 32年卒

ホームページ、いつも新鮮な情報、季節の写真を楽しく拝見させて頂いています。

会社OB会、同窓会、同好会等すべて3年も中止となり、顔も名前も忘れそうな歳になりました。

 

〇高橋福幸 村松 32年卒

視力低下と体力低下のために東京には行けなくなりました。

これから出席できません。長い間有難うございました。

今後の青木会の発展を祈ります。

 

〇宮原清明 青木 32年卒

建築図面の仕事があり、忙しくしています。

美術と美食の会もコロナ禍のなか、開催は無理と思っています。

 

〇山口操 旧姓山浦 沓掛 32年卒

役員の方、お疲れ様です。

お陰さまで健康に過ごしています。

コロナ禍が終わり、故郷を巡る旅や「集い」等が復活できる日があるでしょうか。安心して社会生活が送れますように望みます。

 

〇小林慶三 殿戸 32年卒

外出するのは週1回の市民講座(今年の前期は「名画の見方 鑑賞と理解」)、月1回の「続日本紀」講読会、月1回の東京交響楽団のコンサートくらいです。

映画館へは行かなくなり、青木村にもご無沙汰で、すっかり外出の機会が減りました。

家内が外反母趾の手術で一か月入院し、その後のリハビリに励んでいます。身をもって老々介護を体験しています。

 

〇宮原民子 旧姓清水 夫神 32年卒

乳がん~肺に転移しております。

みなさんによろしくお伝えください。

〇山浦敏弼 沓掛 32年卒

元気に過ごしています。

他の会員様とは連絡はとっていません。

ごめんなさい。

 

〇尾澤敏信 下奈良本 32年卒

現在、現場で働いています。建築の現場も法の制度が一昔前と変わって、今日の社会では色々と法の知識が必要なようです。

 

○尾和剛一 中挾 33年卒

コロナが終息するまで、がまん、がまんです。

 

〇増田剛志 青木 33年卒

それなりに元気でやっております。

 

〇増田久人 下奈良本 34年卒

ホームページ、現状のものでも十分見応えあり有難く思っています。

昭和34年に、昭和18年生まれの級友とともに青木中学を卒業しましたが、私共の3年B組はほとんどUターンして村に帰ってしまい、在京者が少なく、定期的な連絡はありません。

いまだ私も行政書士として、畑の仕事(趣味)をしながら、成年後見人、親族、相続の仕事をしております。昨年は、在日ブルガリア人の死亡に伴うその日本人妻、アメリカ在住の娘との相続をやりましたが非常に疲れました。

今年は世界の安定的秩序が崩れ、経済面、安全保障面での大変な一年になるような気がします。

 

〇渥美弘美 旧姓若林 中村 34年卒

大変御世話様でございます。

コロナはどのように変異しようと基本的な衛生観念をもって行動していれば恐れるに足らずで、ふる里巡り旅も実行されれば良い事と思います。

(とのご意見をいただきましたので、大変お元気にお過ごしのことと存じます)

 

〇臼田純子 旧姓花見 殿戸 34年卒

返信が遅くなりすみません。

また今年もか・・と皆様にお会いできなくなりそうで残念です。遠出はままならず、近くのスポーツクラブへ通い、レッスンの時だけカラ元気を出して体を動かし、家に帰るとひと休みしてうとうと・・の状況です。でも行く所があるだけ幸せと思っています。

今年は3年ぶりに楽しみができました。近くに住む娘が「墓参りに行こう」と誘ってくれ、8月に一泊で行く事になり、体調をくずさないようにその日を迎えようと、元気が出てきました。今年は、「五島記念館」を見学する予定です。慶太さんの生家が私の実家の斜め上だったため、祖父が話してくれた昔話を思い出しています。田舎者の殿戸の何人かと招待を受けて上京し珍道中だった事を大笑いしながら話してくれた事を覚えています。「五島慶太の生い立ち」という本を出すに当たり、関係者二人が祖父に取材に来た事を思い出しております。

青木の山々や風景を思い浮かべ、楽しみにしております。まだ、杖は持たずに行かれそうです。

役員の方々には大変お世話になるばかりで、すみませんが、よろしくお願い致します。何をするにもノロマになってしまい、今ごろの返事で申し訳ありません。

 

〇岡田敦子 旧姓居鶴 当郷 35年卒

股関節の手術をして2年半、自分自身は全く元に戻りましたが、主人の老化が目立ってきました。

今のうちだけかなと思います。二人で助け合って過ごそうと思います。

 

〇堀内義久 入奈良本深山 35年卒

現在体調不良につき出席できません。

元気になったら、総会・集う会には参加させてもらいたいと思います。よろしくお願いします。会長さんには、業務多忙中、本当に御苦労様です。

〇沓掛致雄 沓掛 35年卒

一昨年10月より無職となり、毎日ふらふらしてます。

(どうしようもない自分にいらだちながら)

 

〇佐藤澄江 旧姓本田 村松 36年卒

何とか元気にすごしておりますが、在宅生活になれてしまい、あまり外出をしなくなりました。上田の実家にも帰ることが出来ませんでした。コロナ禍以降、墓参にも行っておりません。

宮原さんよりメールをいただく度にホームページを開いて故郷の写真を見せていただいています。

岩渕様の写真は季節の折々の植物とバックに故郷の山が写っていていやされています。

 

〇松田隆子 旧姓高橋 村松 38年卒

夜明けの早いこれからの時期は5時頃には起きて、花の手入れに夢中です。

「総会・集う会」が3年も開くことができない・・・・コロナウィルスが憎いです。

でも、ホームページがあるお陰で、何かと刺激を受け平凡な日常を潤してもらっています。一日も早く、この会が開かれることを願っています。

 

〇小林千修 殿戸 38年卒

ホームページの運営ありがとうございます。ご苦労様です。

とてもいいものと感謝しています。

近況はホームページに投稿しているように元気でやっております

 

〇下地峰子 旧姓上野 殿戸 38年卒

白内障の手術をしました。見え過ぎて困っています。

持ち物の整理、断捨離。花の整理、庭じまい。せねばならぬ。

 

〇櫻田喜貢穗 会長 青木 38年卒

まだ現役の弁護士です。あとどれだけ続けられるか思案しながら執務しています。幸い後継者が育っておりますので、ボケる前に暖簾を渡したいと思っています。

私の法律事務所は半蔵門の近く、国立劇場の裏手にありますが、そこに東京青木会の事務局を置いています。

 

〇宮原豊 副会長理事(IT広報担当) 中村 39年卒

最近めっきり酒量が減りました。飲みすぎると翌日に響きます。しかし、東京青木会の皆様とは一日も早くおいしいお酒を飲みたいです。

 

〇板橋恵子 旧姓山崎 夫神 39年卒

都内ホテル等でお茶の会などいかが?
コロナ禍です。アルコールを少なくするとか・・・

会員も少なくなります。青木村在の方々も声掛けは無理でしょうか。

 

山﨑陽子 旧姓町田 青木 39年卒

マスク生活に近日の猛暑で、一生懸命毎日息をしています!

 

〇山本修士 副会長理事(会計担当・故郷を巡る旅担当) 当郷 41年卒

コロナ禍になってから、犬の散歩とスーパーの買い物が日課です。たまにバードウォッチングの会があります。歩く事は健康にも良く、しかもタダです。買い物の際にはなるべく重い物を持ち、筋力の維持に努めております。

 

〇北村和雄 当郷 42年卒

お便りありがとうございます。70越えても元気で働いておられる方々が多いのに、私は年々衰えが進み、医者通いがひんぱんになりました。家族の健康にも心配なことがあり、両親の墓参りもできずにおります。

家庭菜園と粘土いじり(たまに思いついたら)で、体力維持ができるかと思い毎日過ごしております。

櫻田さんはじめ皆さんの御活躍をお祈りします。

 

〇山本啓二 理事 当郷 44年卒

船橋の福祉センターで卓球や将棋をやって過ごしております。

 

〇増田定治 当郷 

色々とやることがあり、総会への出席もむずかしい状態です。

新型コロナが収まるまでは飲み会等出たくないです。

 

☆上記の他、アンケートの回答を寄せてくださった方々(敬称略)

〇田村収泰 下奈良本 24年卒

〇水沢ヨシ江 旧姓堀内 入奈良本 27年卒

〇金谷笑子 旧姓堀内 入奈良本 32年卒

〇窪田洋子 旧姓宮原 中村 32年卒

〇稲垣正雄 夫神 33年卒

〇山浦正好 沓掛 33年卒

〇戸兵洋子 旧姓上原 入田沢 33年卒

〇奈良本圭司 入奈良本 33年卒

〇藤井廣江 旧姓増田 入奈良本 34年卒

〇金井護 細谷 35年卒

〇山本瀏三 入田沢 35年卒

〇深見晴恵 旧姓松田 青木 39年卒

〇早川 政美 理事 当郷 50年卒

〇南澤良子 旧姓長岡 青木

 

訃報 お二方のご親族から訃報をいただきました。ご冥福をお祈りいたします。

 

■故 松田正三様 中村 27年卒

日頃より大変お世話になっております。

私の父(正三)ですが、5月1日(日)に永眠いたしました。

今後はご連絡をいただきましても返信できませんので、残念ではありますが、この書面をもちまして失礼させていただきます。

 

■故 井上美代子様 旧姓戸島 殿戸 35年卒

令和3年8月18日、横断歩道を渡っているとき右折車に巻き込まれ、亡くなりました。

生前は皆様にお会いし楽しかったと、話はよく聞いていました。

今迄、母が大変お世話になり、ありがとうございました。(娘より)