東京青木会 最近の活動・今後の予定

質問・意見・感想を自由にお寄せください。

 

最近の活動・今後の予定については、下記の各事業の末尾の「続きを見る」をクリックすると、皆様の質問や意見や寛容を書き込むブログ欄が出てきます。そこに自由に書き込んでください。ご質問やご意見には、出来るだけ迅速に回答いたします。

 

➀青木村出身者の集う会B・・(ここからリンク)

➁故郷を巡る旅B・・・・・ (ここからリンク)

➂故郷の歴史同好会B・・・ (ここからリンク)

➃美術と美食同好会B・・・ (ここからリンク)

➄「会員・読者との交流窓口」(その他)(ここからリンク)

 

*返信・連絡のためにブログのコメント欄にメールアドレスを記載くださるようお願いします。

 

 


東京青木会の今後の活動予定

 

令和6年度の活動については、次回の総会で承認を得ることになりますが、昨年末の理事会(役員会)ならびに一昨日(1月27日)の歴史同好会に参加いただいた諸先輩と相談し、大まかに次のような計画を立てようということになりました。

 

1,総会・集う会:令和6年6月で日程調整中

2,故郷の歴史同好会(春秋の年2回程度)

  次回予告:第23回は令和6年9月中旬の予定

       テーマ:三吉米熊の物語 三吉米熊(上田を支えた人々・上田人物伝)

       発表者:宮原清明氏

3,故郷を巡る旅:10月実施予定

4,美術と美食同好会:年1回11月実施予定(展示会に合わせて)

 


令和5年東京青木会役員会(兼忘年会)議事録

 

令和5年も残りわずかとなった今週25日に役員会兼忘年会を開催しました。

和気あいあいと楽しい時間を共有し、今年行われた事業の振り返りや来年に向けた議題な

どが話し合われました。

場所:湯島「味の上田」(監査:橋詰氏経営の店)

日時:12月25日(月)18時~21時30分

参加者:櫻田会長・宮原副会長・山本副会長・沢村副会長・早川理事

■議題

2024年に向けて

1, 櫻田会長から会長含め役員の交代について検討してほしい旨の申し出がありました。

役員で協議の結果、来年の総会までは全員留任することに決まりました。

2, 今年の東京青木会総会を振り返っての意見交換

他の故郷の会も華やかに活動しているが、当会も独自性を発揮していることが確認さ

れました。また今回初めて取り入れたお弁当形式も概ね好評であったと確認できまし

た。

3, 2024年の東京青木会の時期について

6月中旬の土曜か日曜で計画したい旨は役員で共有しました。

日程については北村村長のご出席をいただける日を宮原副会長から青木村役場に問い

合わせの上、決定する予定です。

4, 東京青木会の新規会員獲得に向けて

若い世代に参加してもらう為の仕掛けが必要と役員で共有しました。

(例えば)30代~50代の若手だけのグループの集まり(青年部)を作っていくのはど

うか?

最初から今の会に入るにはハードルが高いと思うので、きっかけ作りとして飲み会な

どを実施するのもありか?

若いメンバーは各自の人脈を使って声掛けすることを共有しました。

5, 東京青木会はとにかく楽しくやることが1番と全員一致で再認識しました。

 

以上、文責は早川理事。

総会・青木村出身者の集う会

20230618

第77回 東京青木会「集う会・総会」開催

開催日時:6月17日(土)12時~3時

場  所:グレースバリ上野店(上野公園下、不忍池近く)

 

 令和元年(2019)に第76回の集う会を開催して以来、コロナ禍で中断していた集う会・総会を開催しました。ご多用中のところ北村村長、金井前村会議長にご出席いただき沢山のみやげ話をお聞きし、”はあるかぶり”で会ったみんなと楽しい時間を過ごしました。集合写真は「タチアカネ―」の掛け声のネーでパチリ。みんないい顔していますね。最後に「常盤のみどり」を歌いました。取り急ぎ写真をアップします。

 


次回のご案内はトピックスをご覧ください。

 

この集いを「同世代の親睦」、「世代を超えた親睦」に活用して頂けたら大変嬉しく思います。

本集会のご案内は皆様に郵便でお届けされる予定ですが、参加、不参加のお返事、ご意見はコメント欄を用いて頂いても結構です。

 

なお、今後の相互のご連絡のためにブログのコメント欄にメールアドレスを記載してくださるようお願いいたします。

 

過去の「総会・青木村出身者の集い」の報告は「東京青木会諸事業バックナンバー編」に収録しています。

 

「青木村出身者の集う会B」に➡ここからリンク

20210101                                    新年のご挨拶

 

                               東京青木会会長 櫻田喜貢穗

 

東京青木会の皆様、青木村の皆様、本HPの読者の皆様

 

 明けましておめでとうございます。

 

 新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない深刻な事態の中で2021年を迎えることになりましたので、とても心から祝辞を申し上げられるような状況にはありませんが、何はともあれコロナ元年を生き延びたことを喜び、新しき年をコロナ禍収束の年にすることを祈念して、新春を寿ぎたいと存じます。

 

 コロナ禍は、幾多の命を奪い、社会経済に重大なダメージを与え、雇用を破壊し、社会的弱者の暮しを脅かし、高齢者、病者を精神的に追い詰め、高齢者で構成されている東京青木会の活動を停止させました。しかし、私どもは、「義民・自立・反骨」の精神風土で生まれ育ち、都市部の荒波にもまれて生き抜いてきたツワモノです。ここで挫けてしまうわけにはいきません。一人一人がコロナウィルスと真剣に対峙し、感染予防に努めてまいりましょう。それが現況においてはコロナ禍を収束させる唯一の途であり、会員が安心して集える社会環境を取り戻すことにつながるはずです。

 

 それまでの間は、昨年に引き続き、HPだけが活動の場所となります。HPは宮原豊副会長の管理のもと、適宜情報を発信し、会員相互の交流の場となっています。また、青木村在住の岩淵登喜夫さんにご支援ご協力をいただき、東京青木会と故郷をつないでいます。岩淵さんからの故郷の四季・風景・花木の便りは郷愁を誘います。HP上の交流窓口(ブログ)では、38年卒のみなさんを中心に盛んに投稿や意見交換がなされており、宇宙から草花、歴史や文学、さらには音楽や気象に至るまで様々な分野の話題や随想で盛り上がっています。惜しむらくはブログ参加者が広がらないこと。HP管理者の宮原副会長ともども幅広い皆様の投稿を期待いたします。どうぞお気軽に投稿してください。

 

 実際に集えるようになるまでは、東京青木会のツールはHPだけです。管理者にはご負担をおかけすることになってしまいますが、HPを有功に活用し、東京青木会の存在意義を確認しつつ、再結集の時期を待ちたいと存じます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

6月14日(日)に開催予定していた第77回「総会・青木村出身者の集う会」は中止いたします。

 

 武漢ウィルス(新型コロナ)の蔓延により、主要都市圏に適用されていた非常事態宣言が4月16日に全国自治体に拡大されました。非常事態宣言は5月6日まで続け、そこでその後の政府方針が示されると思いますが、現況では全く予断を許さない状況であります。

 事態が収束したところで、集う会の実施が可能(延期)か、本年度の実施は取りやめる(完全中止)かを考えたいと思います。

 近日中に、本件に関して櫻田会長から皆様に手紙が送付されます。

ご質問・ご意見がございましたら、このホームページのブログを使ってお寄せください。



故郷を巡る旅

本年(2020年)の「故郷を巡る旅」(案)は総会・集う会において実施計画(案)が提示される予定ですが、素案が決まり次第トピックス欄に記載しますので、ご要望事項をお寄せください。これを基に皆様のご意見を織り込んで最終計画を作成したいと思っております。

 

今後の相互のご連絡のためにブログのコメント欄にメールアドレスをお知らせください

 

過去の実施報告は「東京青木会諸活動バックナンバー編」に収録されています。

 

「故郷を巡る旅B」に➡ここからリンク

 


本年度の「故郷を巡る旅」は見送り(中止)となりました。

幹事の山本副会長のブログ投稿「故郷を巡る旅B」をご覧ください。

 

コロナ禍は未だ収束せず現下では感染再拡大の状況となっております。
皆様の安心・安全・健康を考慮し、感染リスクを抑止する観点から今秋の故郷を巡る旅は見送り(中止)と致しました。

 

 ご意見やご希望等がございましたら、ブログをご活用ください。


 

昨年(2019年)の第8回「故郷を巡る旅」で訪れた青木村図書館において、図書館隣接地に工事中の「五島慶太未来創造館」の建設計画について説明いただきました。展示品の収集・調査を鋭意進めている中で見つけたと言う「東京青木会」関連資料をご紹介いただきました。昭和7年の「上田郷友会」会報(詳細はここから)に、東京で第1回・2回の「青木会」が開催されたことが記載されています。

その後、「旅」の一行は五島(旧姓小林)慶太翁の殿戸の生家跡地を訪ねました。写真は青木村図書館会議室。

 6月2日に一般公開されました。詳細はここから➡「五島慶太未来創造館」


 

 第8回故郷を巡る旅 「雷電為右衛門と五島慶太翁」

 

今回で8回目となる故郷を巡る旅は令和元年10月19日(土)~20日(日)

に一泊二日で実施されました。

台風19号の襲来から1週間後の時期での実施となりましたが、青木村役場さんの全面的ご支援・サポートを頂き無事執り行う事が出来ました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

今回の参加者は、北陸新幹線の運行状況がタイトな事等も影響し、従来に比べ少ない男性7名、女性1名の計8名での少人数での実施となりましたが、天候には比較的恵まれ秋の上田・小県を中心とした秋の故郷を感じる旅となりました。

当初予定していた行程は、台風19号の被害の状況も踏まえ一部変更され臨機応変の見学場所も組み込んで頂き2日間を過ごしました。

 

初日は台風被害で海野宿に接続する海野宿橋が通行出来ず、駐車場も被災した事から海野宿は今回見送りとなりましたが、最初に立ち寄った道の駅「雷電くるみの里」では6尺5寸の雷電の等身大の像を見て、その後雷電の生家では1階の稽古土俵の脇で、一同録音された解説を聞き古の相撲取りに想いを馳せました。

小諸懐古園は何十年ぶりに訪れたという方が多く、思い出に浸る事が出来たようです。

懐古園から見下ろす千曲川の流れは曲がりくねっていたのが印象的でした。

その後、行程にはなかったマンズワイン/小諸ワイナリーにも立ち寄って頂き、良いリフレッシュのひと時となりました。

夜の夕食会兼懇親会では北村村長はじめ役場関係者4名にご参加頂き、郷土料理を頂きながら参加者一同「四方山話」をして楽しく過ごしました。

 

二日目は、まず青木村保育園にお邪魔し、若林園長より配布された来園資料に基づき詳しい説目をして頂きました。その後、リズム室で先般東京青木会が寄贈した子供用太鼓の現物を見て、事前にビデオに撮ってあった園児たちの太鼓の演奏を観覧し感慨を新たにしました。

その後、隣接する図書館横にある五島慶太翁記念プロジェクトの建設現場を視察し、図書館の資料室で現在収集・整理している五島慶太翁の資料の説明を一同受けましたが、五島慶太翁は大変な勉強家であった事が偲ばれました。

道の駅あおきで昼食・お土産購入の後 殿戸の一番上にある五島慶太翁の昨年落雷で焼失した生家跡を見学し、続いて公民館、日吉神社参拝、最後に五島慶太翁記念公園を見学し、この後青木村を出発し上田駅に向かいました。

上田橋を渡る際、右手には先日の台風19号で一部崩落した上田電鉄別所線の

赤い鉄橋が目に入り、台風被害の大きさを感じました。

 

今回の旅では二日間、青木村役場/総務企画課の小林係長並びに小林課長補佐のお二人には大変お世話になりました。

 

有り難うございました。

故郷の歴史同好会


「故郷の歴史同好会」は2015年に発足、3カ月に1度のペースで開催しています。基本的に土曜日の午後3時~6時、美味しい肴と少々のアルコールを潤滑油に故郷の歴史・人物に焦点を当て、時空を超えた知的冒険を試みています。毎回、故郷への思いを自由に語って楽しく飲んで、それで元気を取り戻す、どなたでも参加できる気楽な会です。

 

2015年8月~2020年2月の間に19回開催しております。過去の資料は「東京青木会諸事業バンクナンバー編」に収録されています。

 

なお、今後の相互のご連絡のためにブログのコメント欄にメールアドレスも記載してくださるようお願いいたします。

 

「故郷の歴史同好会B」に➡ここからリンク

 

概要

 

平成27年(2015)81日(土)、場所「味の上田」(東京・湯島)で1回「故郷の歴史同好会」が開催されました。

会の運営方針や今後の開催計画(テーマ等)について話し合われました。

 

1、出席者(敬称略):10

  丸山光繁、山口操、高橋福幸、小林慶三、宮原清明、尾和剛一、櫻田喜貢穂、橋詰幸夫、山本修士、宮原豊

、確認事項;

①会の運営方針・・・同好会として自主管理・運営。

(1)事務局:連絡体制(出欠確認等)・・・昭和20年代生(櫻田、宮原、山本)が主に担う。

(2)飲食代はその都度精算する。

(3)通信費等は会合毎に参加者から500円程度を徴収、幹事が記帳・管理する。

②今後の開催計画;

(1)開催時期・・・3か月に1回程度:次回は1024日(土)に開催予定。

 (2)今後のテーマ(案)・・・下記に記載。

③報告;会の模様は東京青木会HP上「故郷の歴史同好会」に掲載。

3、場所:基本的に「味の上田」で開催する。

4、初回は、高橋福幸顧問から「郷土の偉人:小林直次郎家4代記」について解説いただき、その後、次のような意見交換をしました。

5、意見交換:この会に期待するところ、会の運営、あるいは関心テーマ等について出席者一人ずつからお聞きしました。

①満州国が建設された頃、満蒙開拓は国を挙げての国策で、長野県各町村からも数多くの開拓団が派遣されたが、青木村は開拓団を出さなかった数少ないところらしい。その背景に(山林あり養蚕ありで)経済的に豊だったことがあるにしても、易々と国策に乗らない青木村の人々の自立心を支える精神風土とはどのようなものか、昨今国会で安保法制が議論されている中で大いに関心がある(櫻田)。

②前の宮原毅村長と同級生(昭和6年生)で、青木の歴史には大いに関心がある。皆さんといろいろ話したい(丸山)。

③農民運動・義民に関心がある。明治・大正期には「青木時報」が優れた論述を展開、社会正義に基づく独自の情報発信をしていたが、こういうところにも「義民」から培われてきた精神性が生きていることを感じる(小林)。

④最近母の生き様などを思い出し、青木村とその人々のことを誇りに思う。これからボケないためにも故郷の歴史を一緒に勉強したい(山口)。

⑤上小や青木の歴史については、古代から近世まで語るべきことがたくさんある。古代には信濃は「馬」が重要。大法寺も重要な歴史遺産。しかし、最も大きな関心事項は「養蚕」の歴史。単なる養蚕ではなく、蚕の種を扱っていたことが豊さの理由ではないか。養蚕の歴史を語り継いでいきたい。(高橋)。

⑥「歴史」について語ることは多くないが、故郷の歴史を語り、考えるという共通の場を持てることが重要。この会を楽しく進めてもらいたい(尾和)。

⑦「常盤のみどり」の作詞家・作曲家は、当時としては有名なトップクラスの知識人であり、そういう人と親交のあった小林直次郎先生もまた一流の人であった。長野県の教育の発展に尽くされた先生の業績をもっと調べたい。中学の校庭の片隅に児玉源太郎の小さな石碑が立っているが、青木とどういう関係があったのか知りたい。村内に残された石碑を調べることも面白い(宮原清明)。

⑧時間が足りないという理由で中学・高校であまり習わなかったけれど、自分に最も近い故郷の歴史から近現代史を学びたい(山本)。

⑨一般記憶ではなく自分たちの個人的な記憶として残っているエピソード記憶を、故郷の歴史の中で蘇らせたい(それが認知症予防につながると)。青木村を通り抜ける古代の主要道路・東山道の歴史を学校で学ぶことはなかったが、学校で習わなかった歴史を掘り下げたい。瀧仙寺本堂が400数十年ぶりに建て替えられているが、寺の歴史にも関心がある。昭和30年代に当郷が青木に合併したのは、全国の市町村合併の歴史でも稀有な出来事のように思う。その背景、合併の効果、子供たちの学業に与えた影響等々について知りたい(宮原豊)

 

以上のような意見を集約して今後運営することとし、次回(第2回)を1024日(土)に「国策・満蒙開拓への青木村の関わり方」から、国家主義の時代を人々はどのように生きてきたのか、櫻田さんの基調報告により脈々と連なる「青木精神」について語り合うことになりました。

 

そして年月が過ぎ、2019年2月8日(土)第15回「上田は何故『蚕都」になれたのか」(尾和剛一)、5月11日(土)第16回「青木村『義民」の伝統:反骨精神の系譜」(宮原豊)、第17回8月17日(土)「栗林一石路について」(小林慶三)、第18回11月30日第18回「栗林一石路の俳句」(宮原清明)、そして2020年2月29日第19回「明治2年の上田騒動」(櫻田喜貢穂)と回を重ね、次回第20回は8月8日(土)「中山道を歩いて」(山口操)、第21回11月28日(土)「未定」の予定です。

 

今までの第1回~第19回の開催報告は、「東京青木会諸活動バックナンバー編」に収録されています。

 

皆様の参加をお待ちしております。

  


第20回「故郷の歴史同好会」を中止します。

 

新型コロナ感染状況が収まらず、未だに種々の会合が安心して開催できる状況にございません。そのような中を何とか開催できないかと検討して参りましたが、11月28日(土)に開催予定の第20回「故郷の歴史同好会」開催を中止せざるを得ないということになりました。これは2020年の忘年会を兼ねたものでありましたが、今のままでは次の開催(2021年の新年会か)の見通しも立ちません。開催可能な状況になりましたら、直ぐにでも企画し直してご連絡いたします。次回発表の予定の山口さんにはずっとお待たせしたままで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。それまで皆様もコロナに負けずに元気にお過ごしくださいますようご健勝をお祈りいたします。

 

添付の写真は、今年2月29日(土)に開催した第19回歴史同好会(櫻田氏「明治2年の上田騒動」)の時の写真です。その時は既に新型コロナ感染が言われ始めており、常連の方3~4名が欠席されましたが、それでも楽しく有意義な時間を過ごすことが出来ました。遠い昔のような気がします。写真のように「三密(密閉、密集、密接)」を求めて開催するのに、三密を避けるは意味を成しません。マスクしながら飲食は出来ませんし、フェースシールドを付けて席を広げて開催するにしても感染リスクはなくなりません。いつの間にか社会全体が免疫状態に達成しているとか、「風邪薬」を飲んだら直ぐに治るよというくらいの普通の感冒症程度になって、安心して三密できるようになるまで辛抱したいと思います。



8月8日(土)に予定していた歴史同好会は中止いたします。

ここ2週間の東京・関東圏のコロナ感染拡大は予想外でした。コロナ感染の拡大により安心して実施できる状況にないとの判断により中止いたします。多くの方から、久しぶりに皆さんにお会いできるのを楽しみにしているとご連絡をいただいていたのですが、今回は無理せずに様子を見たいと思います。2月から我慢を強いられていますが、7~8月もこんな状態です。我慢ついでにもうしばらく我慢しましょう。

11月28日(土)は、忘年会を兼ねて開催したいと思います。その間に終息することを祈っています。

   


美術と美食同好会

「美術と美食同好会」(通称「美と美」)は2017年スタートしました。基本的に年3回ほど開催、首都圏の美術館の面白そうな展覧会を巡り、美術館近隣で評判の高いレストランの昼食を楽しみながら美術談義に花を咲かせる肩の凝らない楽しい集まりです。1~2杯のビール・ワイン(あるいはソフトドリンク)でちょうどよい程度に舌も滑らかになります。  皆様の参加をお待ちしています。

 

 美術と美食同好会の実施記録掲載:詳細は「東京青木会諸活動バックナンバー編」に収録(未記入のところを書き加えたいと思いますので、参加された方の記憶と記録をお寄せください)。

 

なお、今後のご連絡のためにブログのコメント欄にメールアドレスも記載してくださるようお願いいたします。

 

「美術と美食同好会B」に➡ここからリンク



 

美術と美食同好会(東京青木会「100年の歩み」3章5を転載)

 

 平成29年(2017年) 6 月第74回総会において、小 林慶三理事、平林秀明会長の発案により「美術と美 食同好会」の発足が発表され、年 3 回ペースで昼時 に開催されている。

 目の保養をして、美味しいものを食し、美術と美 食の感想を述べ合いながら、美術の余韻に浸るとい う何とも贅沢な数時間を共有する同好会である。

 2017年7月~2019年 3 月の間に 6 回開催されてい るが、第1回から 6 回までの観賞+美食のリストは 次のとおりである。

 

第 1 回(2017. 7 .30)(東京都美術館) 「ボストン美術館の至宝展」 上野公園 内の韻松亭で花籠膳賞味  

 

第2回(2017.10.29)(東京都美術館) 「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 過門香上野バンブーガーデン店 中華料理ラ ンチコース

 

第 3 回(2018. 2 .18)(すみだ北斎美術館) 「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」 +常設展   Miagolare(ミャゴラーレ)=イタリアン

 

第4回(2018. 7 . 8 )(国立新美術館) 「ルーブル美術館展 ルーブルの顔」 東京ミッドタウン だし茶漬け  えん

 

第5回(2018.10.28)(国立西洋美術館) 「ルーベンス展―バロックの誕生」 音音 上野バンブーガー デン店=和食ランチ

 

第6回(2019. 3 .10)(東京 都美術館) 「奇想の系譜展」 土古里=韓国風焼肉 

 

 毎回、小林慶三さんと平 林秀明さんによって企画さ れるが、会費はリーズナブ ルであり、満足度は相当高 い。参加者は毎回12名前後 であるが、もっとにぎやか になってもいいだろう。

 それにしても、美術はい くつになっても刺激的であ る。葛飾北斎の迫力は日本 画の域を超えており、魂を 揺さぶる。ヨーロッパの画 家たちが驚嘆するのもうなずける。70を過ぎてからがほんとの仕事であるという 生き様も勇気を与えてくれる。

 王の画家にして、画家の王ルーベンスにはたまげ た。画がでかいうえに、裸体が超肉感的なのである。 ルーベンスが描いた小さな画を弟子たちが工房で巨 大化させるのだという。なるほど、そういうことか と思った絵が、「マルスとレア・シルウィア」。軍神 マルスが巫女のレアに懸想し、迫っている場面が描 かれているのだが、ルーベンス筆の小品ではマルス の欲情とレアの困惑と恥じらいの表情が生々しい。 ところが、巨大化された作品の方にはそうした生々 しさが見られないのだ。大きければいいというもの ではないのだ。が、やはりでかいのはそれだけで迫 力がある。

 先日鑑賞したばかりの「奇想の系譜展」。江戸時 代の奇想画家 8 名の奇怪な傑作がこれでもかといわ んばかりに迫ってきて、へとへとになった。幻想的 で、グロテスクで、煌びやかで、おどろおどろしく て、哀しくて、夢を見ているようで、日本人がこん なに多彩な筆致で描けるなんて!伊藤若冲は幻想的 で華麗であったが、狩野山雪の梅の老木の奇矯な枝 ぶりと岩佐又兵衛の恨みがこもった絵巻物はなんと も怖かった。  さて、美食(昼食)は、上野恩賜公園内の韻松亭 の花籠膳に始まり、中華、イタリアンと続き、だし 茶漬けを経て、和食の御膳に戻ったのだが、高齢者 のランチに相応しいラインナップが続いており、毎 回ビールが美味しい。そろそろフレンチとワインを 期待する向きもあるが、今回の「奇想の系譜展」の 後は韓国風焼肉で山形牛に舌鼓を打った。次はどん な美術と美食の会が企画されるのであろうか。(櫻 田喜貢穗・38年卒)

 

第7回 2019年7月7日 国立西洋美術館「松方コレクション」、参加者は稲垣さん、金谷さん、窪田洋子さん(初)、小林さん、平林さん、丸山さん、宮原清明さん、山口さんの8名。食事処は「ブラッスリーレカン」、宮原清明さんの国立美術館の建設についてレクチャーがありました。

 

第8回 2019年11月24日 横浜美術館 「ルノアールとパリに恋した12人の画家たち」。参加者は 金谷さん、渥美さん、山口さん、小林さん、平林さんの5人。昼食は、中華街・重慶飯店。

  

20201025 「美術と美食同好会」についてお知らせします。

 

美術と美食同好会の皆様

 

コロナ禍の時代ですが、お元気でお過ごしのことと思います。

「美と美食同好会」を126日に開催するように検討していましたが、まだ安心して開催出来る状況ではないと思います。残念ですが、この126日に予定していた同好会の開催は中止とします。

今後、開催可能な状況になりましたら、企画して、ご連絡いたします。

寒さにむかい、インフルエンザとコロナをなんとかやり過ごしたいものです。

 

宮原清明