故郷を巡る旅

 故郷・青木村の発展に何か尽くすことが出来ないかとの機運が盛り上がり、そのためにはもっとよく青木村のことを知らなければいけないとの思いで、平成23年から毎年1回、今までに8回「故郷を巡る旅」を実施しています。

 

 旅の実施にあたり移動手段(マイクロバス)や訪問先の案内で青木村役場から全面的な支援をいただいています。生まれ育った場所ではありますが、中学・高校を卒業後は離れてしまったいるので、歴史や文化など詳しく知らないまま、また最近の状況について知る有意義な旅です。村内や近隣を歩き、故郷の歴史や文化に触れ、村内の温泉につかる1泊2日の旅です。このような触れ合いを通じて青木村観光サポーターズ倶楽部の活動やふるさと納税の促進など、少しでも青木村を応援することに結びつけばと思います。最近は、「タチアカネそば」に対する人気が高いです。 

今までの活動内容は「東京青木会諸活動バンクナンバー編」に収録されています。

第9回故郷を巡る旅 令和5年10月21日~22日

 第9回 故郷を巡る旅(4年振りの開催) 

 

今回で9回目となる「故郷を巡る旅」は、令和5年10月21日(土)~

22日(日)に一泊二日で、4年振りに実施致しました。

今回も青木村役場さんの全面的なご支援・サポートを頂き無事執り行う事が出来ました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

今回の参加者は、男性7名、女性3名の計10名での実施となりましたが、天候に恵まれ、上田・小県及び青木村を中心とした秋の故郷を感じる旅となりました。

当初予定していた運営行程は一部変更され、臨機応変の見学場所も組み込んで頂き2日間を楽しく過ごさせて頂きました。

 

一日目は、参加者の皆さんが早めにお揃いになり、当初予定より少し早く午前

10時15分頃上田駅/温泉口を出発しました。

 

最初に東御市の海野宿の東側にある白鳥神社を訪ね、その後、海野宿を散策しました。

次いで、塩田平に回り、先ず無言館を訪れ静謐な雰囲気の中、戦没画学生の作品を鑑賞しました。

その後、前山寺を訪れ,深まる秋の雰囲気を感じました。

大きくて太い銀杏の木、そして下に落ちた大粒の銀杏が印象的でした。

 

昼食は時間が少し遅くなりましたが、青木村に入り「萬屋八丁」で頂きましたが、途中、北村村長さんが飛び入りで来られたのにはびっくりしました。

資料を配布され、青木バイパスや竹内製作所や五島慶太翁のお話を伺いました。

 

昼食後は、村役場のご配慮により大法寺に隣接する青木村郷土美術館に立ち寄り、そこで本邦初公開となった大法寺三重塔本尊「大日如来坐像」を拝観し、

館内の喫茶室で休憩をさせて頂きました。

その後、青木峠バイパスの坑道予定地を見学し、当初予定より少し早く田沢温泉の和泉屋旅館に到着しました。

 

夜の夕食会兼懇親会では北村村長はじめ役場関係者4名の方並びに常日頃より青木村の季節の写真をご提供頂いている夫神の岩渕さんにご参加頂き、郷土料理を頂きながら参加者一同「四方山話」等をして楽しく過ごしました。

 

二日目は、午前9時頃和泉屋旅館を2台の車に分乗して出発し、先ず殿戸の

五島慶太翁の生家跡に建設された東急の研修施設を見学し、その後夫神にある

宝暦義民の墓を巡った後、一旦村役場に戻り、応接室で参加者一同北村村長の

温泉や東山道等諸事に亘るお話を伺いました。

 

次に、マイクロバスにて五島慶太翁の未来創造館に向かい、責任者の方から懇切丁寧な生涯にわたる時系列に沿った説明を聞きながらパネル等を見て回りました。

五島慶太翁は、健脚だった事、そして勉強家だった事が良くわかりました。

隣接する歴史文化資料館も見学させて頂き、見学終了後スタッフの方々に見送りをして頂き、昼食場所に向かいました。

 

「道の駅あおき」で昼食・休憩・お土産等購入の後 最近操業を開始した竹内製作所青木工場の周囲をぐるりと巡り、最後に殿戸の入り口にある五島慶太翁記念公園を見学しました。

そこで2日間の見学・回遊行程が終了した事から、青木村を出発して上田駅に向かい、上田駅/温泉口には午後2時50分頃到着し、解散となりました。

 

今回の旅では二日間、青木村役場/総務企画課の小林課長補佐並びに塩澤室長のお二人には大変お世話になり、参加者は良い思い出を作る事が出来ました。

有り難うございました。

 

 


本年(2020年)の「故郷を巡る旅」(案)は総会・集う会において実施計画(案)が提示される予定ですが、素案が決まり次第トピックス欄に記載しますので、ご要望事項をお寄せください。これを基に皆様のご意見を織り込んで最終計画を作成したいと思っております。

今後の相互のご連絡のためにメールアドレスの記載もお願いいたします。

 


20200730 本年度の「故郷を巡る旅」は見送り(中止)となりました。

幹事の山本副会長のブログ投稿「故郷を巡る旅B」をご覧ください。

 

コロナ禍は未だ収束せず現下では感染再拡大の状況となっております。
皆様の安心・安全・健康を考慮し、感染リスクを抑止する観点から今秋の故郷を巡る旅は見送り(中止)と致しました。
誠に残念ではありますが、会員各位のご理解をお願い申し上げます。
引き続き山本は来年も「故郷を巡る旅」の幹事を担って参りますので、ご意見・ご希望・ご指導を宜しくお願い致します。

 

 ご意見やご希望等がございましたら、ブログをご活用ください。


コメント: 3
  • #3

    山本 修士 (木曜日, 30 7月 2020 20:52)

    第9回故郷を巡る旅を中止とする件

    コロナ禍は未だ収束せず現下では感染再拡大の状況となっております。
    皆様の安心・安全・健康を考慮し、感染リスクを抑止する観点から今秋の故郷を巡る旅は見送り(中止)と致しました。
    誠に残念ではありますが、会員各位のご理解をお願い申し上げます。
    引き続き山本は来年も「故郷を巡る旅」の幹事を担って参りますので、ご意見・ご希望・ご指導を宜しくお願い致します。

  • #2

    宮原豊 (月曜日, 13 4月 2020 11:15)

    私は最近の3回しか参加していませんが、想像していた以上に楽しい「旅」でした。歴代の幹事さんの努力と工夫に感謝の意と敬意を表します。
    上田駅まで行ければ、後はみんな一緒ですし青木村のマイクロバスを使わせていただくので、安心ですね。山道を歩いたりするのは、自分の体力や体調に合わせて無理することはないです。
    生まれ育った故郷ですから懐かしいし、最晩年まで親がお世話になっていたにもかかわらず、実は知らないことや初め目めて見聞することが多く、本当にためになります。
    懐かしい鯉料理(鯉こく)や、タチアカネそばが楽しみです。
    ところで、第5回(平成28年)「村上義清と小学校」の時の旅程や写真を、どなたかお持ちではありませんか?

  • #1

    尾和剛一 (月曜日, 13 4月 2020 08:41)

    私が東京青木会の「故郷を巡る旅」の担当の時、会員からの返信のはがきに「私はもう何年も青木村へ行っていません。今はどんなに変わっているでしょう」、「足が悪いのでなかなか行けません」というようなはがきを3~4通頂いた記憶があります。
    次回の故郷を巡る旅はこのような方々をも照準に計画してみたらいかがでしょうか。この場合、「青木村役場のご厚意でマイクロバスで移動するから足の心配はありません」と明記しておくことが必須です。(owa-jimusho@nifty.com)